先日、芦屋市保健センターで
3歳児歯科検診の担当だったので行ってきました。
この日はあいにくの雨にもかかわらず、
40名ほどお越しになられました。
今回の検診で気になったことは、
「癒合歯(ゆごうし)」が多かったことです。
癒合歯とは、二本の隣り合った歯が
形成の段階で結合してしまい、
大きな一本の歯の形になっている状態です。
乳歯でも永久歯でもみられるものなのですが、
偶然にも3人のお子様が連続で癒合歯だったので、
その時はちょっとビックリしてしまいました…(^_^;)
癒合歯だからと言って、何か治療が必要というわけではないのですが、
食べカスがたまりやすく、虫歯になりやすいので、
歯医者での定期的なケアが必要です。
また、永久歯が生えてくるときに、
癒合歯の乳歯は、なかなか抜けないことが多く、
歯医者で抜歯が必要なことがあります。
お子様、お孫様の歯で、
「あれ、歯の形がおかしいかな?」とか
「ちょっとこの歯は大きい気がする」など、
気になる場合は、歯科医院で診てもらうことを
お勧めします。