久しぶりのブログです(笑)
今日は、1歳半検診について書かせてもらいます。
1歳半検診では、歯科の場合、
・虫歯がないか
・歯が順調に生えてきているか
・小帯が長くないか
などを診ます。
最近では、虫歯になっている子はほとんどいません!
これは歯科医師としては有り難い事です♪
最近は、お母様が仕上げ磨きをしっかりしてくれているおかげか、
虫歯の子が減ってきています♪
ただ、小帯と言って、ヒダのようなものが長いことがあります。
(写真は、上の前歯の一部です)
このように、ヒダが歯茎の際まで長いと
歯並びに影響することがあります。
また、このような状態が舌に診られると、
活舌が悪くなるため、早期に手術して
ヒダの一部を切除する必要があります。
たまに、自然に切れたり、転んだりして自然に切れる事もありますが、
適切な時期に手術が必要なことがあります。
上の歯の近くの小帯が長い事を、
「上唇小帯高位付着(じょうしんしょうたいこういふちゃく)」と言います。
この場合、5~6歳頃にも残っている場合は、
手術で切除する必要があります。
舌の部分にヒダが残っている場合は、
「舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)」といいます。
手術は場合によっては全身麻酔下にて行います。
また、手術後、1カ月ほどしてから、
言語聴覚士によるトレーニングを開始します。
上唇小帯や舌小帯に異常があるかどうかは、
歯科医院でも検査してもらえますので、
気になる方は、かかりつけの歯科医院で聞いてみてくださいね。
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