あなたは「デュアルホワイトニング」という方法をご存知でしょうか。
デュアルホワイトニングとは、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングと、自分で行うホームホワイトニングを組み合わせて行う方法のこと。
本記事では、デュアルホワイトニングのメリット・デメリットについて解説します。
ホワイトニング方法に迷われている方の参考になれば、幸いです。
目次
デュアルホワイトニングとは？
デュアルホワイトニングとは、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングと、自分でマウスピースと薬剤を使用するホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングは1回で効果を感じますが、色戻りしやすいという特徴があります。
対して自分で行うホームホワイトニングは効果を感じるまでに時間はかかるものの、白さが長続きしやすいです。
デュアルホワイトニングは、上記2つのホワイトニング方法を組み合わせることでお互いのデメリットを補える方法といえるでしょう。
デュアルホワイトニングの必要性について
デュアルホワイトニングの必要性があるケースは、以下3つです。
- オフィスホワイトニングを受けたがすぐに色が戻ってしまった
- ホワイトニングの効果をもっと持続させたい
- 費用はかかっても良いので、芸能人のような白い歯になりたい
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを受けたものの、効果に満足できなかった人におすすめの方法です。
オフィスホワイトニングを受けても、色戻りが早いと感じた人やホワイトニングの効果をもっと持続させたい人は、デュアルホワイトニングを検討しても良いかもしれません。
またデュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングにホームホワイトニングを追加することで、さらに白くできるケースもあります。
ホワイトニングの効果には個人差があるため、事前に担当医と相談すると良いでしょう。
デュアルホワイトニングのメリット
デュアルホワイトニングのメリットは、以下2つです。
- 短期間で効果を得られる
- 自然な仕上がりになり白さが持続する
短期間で効果を得られる
デュアルホワイトニングは、即効性のあるオフィスホワイトニングと、持続性をもつホームホワイトニングを組み合わせた方法のため、短期間で歯を白くできることが1番のメリットでしょう。
それぞれのホワイトニング方法を単体で行うよりも、歯の白さをすぐに実感できます。
自然な仕上がりになり白さが持続する
オフィスホワイトニング後にホームホワイトニングをすることで、歯を自然な仕上がりにし白さが持続します。
せっかくホワイトニングをしたのに、ムラがでたり透明感がなくなったりしたことはありませんか?
ムラや透明感の消失は、オフィスホワイトニングの薬剤が歯の表面構造に変化を起こすために出るものです。
オフィスホワイトニング後の歯は、ホームホワイトニングの薬剤が浸透しやすいため、自然な仕上がりになり効果も持続します。
デュアルホワイトニングは2つのホワイトニング剤を併用するため、自然な仕上がりを持続してくれる方法といえるでしょう。
デュアルホワイトニングのデメリット
デュアルホワイトニングのデメリットは、以下の2つです。
- 通院が必要
- 費用が高い
通院が必要
デュアルホワイトニングは2つのホワイトニング方法を組み合わせているため、オフィスホワイトニングの施術時には通院が必要です。
オフィスホワイトニングでは、1回に30〜60分の施術を3〜6回ほど受けます。
また、ホームホワイトニングの薬剤がなくなった場合、歯科医院を受診し処方してもらわなければなりません。
デュアルホワイトニングは通院時間を確保する必要があるので、忙しい人にデメリットとなってしまいます。
費用が高い
2つのホワイトニング方法を組み合わせているデュアルホワイトニングは、その分費用も高くなってしまいます。
費用の相場は下表のとおりです。
| ホワイトニング方法 | 費用相場 |
| オフィスホワイトニング | 20,000〜50,000円 |
| ホームホワイトニング | 20,000〜40,000円 |
| デュアルホワイトニング | 50,000〜80,000円 |
施術後の注意点
デュアルホワイトニングの施術後の注意点は、以下2つです。
- 歯を刺激・着色する飲食物を控える
- 薬剤の個人輸入を避ける
歯を刺激・着色する飲食物を控える
ホワイトニング後12〜24時間は歯の表面の被膜であるペリクルが剥がれているため、刺激になるものや着色しやすいものを控えなければなりません。
控えるべき飲食物は下表の通りです。
| 刺激になるもの（酸性の飲食物） | 着色しやすいもの |
| ・炭酸飲料・柑橘系飲料・レモン・からし、マスタード | ・コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー |
酸性の飲食物は、ペリクルの剥がれた歯にとっては刺激が伝わりやすくなってしまいます。
また色の濃い飲食物は、歯に着色しやすくなるので注意が必要です。
せっかくのホワイトニング効果が半減しないように、上記の飲食物には注意しましょう。
食事の前後に水分をとったり、早めに歯磨きをすることで着色しにくくなるので、意識してみてください。
薬剤の個人輸入を避ける
ホームホワイトニングの薬剤が終わっても、自己判断で海外輸入品を使用するのは避けましょう。
近年では海外通販サイトでホワイトニングの薬剤を購入できるようになってきています。
海外通販サイトでは、国内で医療機関でしか取り扱えない薬剤を販売しているため、自己判断で使用すると知覚過敏などのトラブルを起こしてしまうので注意してください。
デュアルホワイトニングに限ったことではありませんが、ホワイトニングは必ず歯科医師の指示に従う必要があります。
歯科医院に薬剤を取りに行くのは面倒かもしれませんが、個人輸入は避けましょう。
まとめ
- デュアルホワイトニングとは、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングと、自分で行うホームホワイトニングを組み合わせた方法である
- デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを受けたものの、効果に満足できなかったなど3つのケースにおすすめ
- デュアルホワイトニングのメリットは、短期間で効果を得られる・自然な仕上がりになり白さが持続するの2つ
- デュアルホワイトニングのデメリットは、通院が必要・費用が高いの2つ
- 施術後の注意点は、歯を刺激・着色する飲食物を控える・薬剤の個人輸入を避けるの2つ
デュアルホワイトニングは、2つのホワイトニング方法のデメリットを補えるので、単体でするよりも効果を実感できます。
今までホワイトニングをして満足の行かなかった人は、試してみてはいかがでしょうか。
自分に合ったホワイトニング方法で、白くてきれいな歯を手に入れましょう。
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